(出典:NUS公式サイト)
中国インターネット大手のテンセントとシンガポール国立大学(NUS)は、スタートアップ企業を支援し、シンガポールで新興企業を育成するためのクラウドスタートアッププログラムを共同で立ち上げたことが分かった。
このプログラムは、テンセントのクラウドサービスの強みと、NUSのスタートアップ企業のインキュベーションに関する専門知識を活用し、地元のシンガポール企業の育成を目指している。プログラムの内容としては、テンセントとNUSがテンセントクラウドサービスを利用できるNUSのスタートアップ企業(最大20社)を選出する。選ばれた企業は、テンセントのクラウド製品に関する技術サポート、ソリューション、オンラインおよびオフラインのトレーニングを受けることができる。また、テンセントの人工知能ラボ、専用AIサービス、およびアプリケーション作成関連手段やその他の機能などへのアクセスも許可される。さらに、選ばれた企業は、テンセントのマーケティングサポートも受けられ、テンセントが主催するイベントで講演するチャンスもあるとのこと。
11月19日、NUSが支援しているシンガポールスタートアップ集積拠点「BLOCK71」にて今回のプログラムの関連イベントが開催された。このイベントでは、テンセントのクラウドサービスの概要やプログラムの内容などについて紹介された。
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