シンガポールに本社を置くサイバーセキュリティ企業のAcronisが、5nineを買収。金額は非公開。 5nineはAcronisの完全子会社となる。
5nineはアメリカ、フロリダに本社を置くMicrosoft Hyper-V、Azureクラウド管理、セキュリティソリューションのグローバルプロバイダー。Hyper-V向けエンドツーエンドのクラウドソリューションと、Hyper-VおよびAzure向けの、最初で唯一のエージェントレス(※)多層セキュリティソリューションを提供している。 同社ソフトウェアは、コストを削減し、生産性向上、セキュリティリスクを軽減するように設計されている。
Acronisは、今後5nineのテクノロジーを自社プラットフォームに統合し、Acronisサイバークラウドソリューションポータルにて新サービスを行なっていく。
これにより、MSP(※)やIT企業はクラウド環境での複雑なシステムや操作の自動化を簡素化しやすくなるほか、新規ビジネスを生み出したり、顧客ニーズを管理することができるようになる。
クラウドの移行、管理、監視、革新的なワークロード管理ツールとプロセスを統合する5nineの機能により、顧客がサイバー環境保護の5つのベクトル(すべてのデータ、アプリケーション、システムの安全性、アクセシビリティ、プライバシー、信頼性、セキュリティ(SAPAS)) をカバーできるようにする。
※監視対象にエージェント(プログラム)のインストールが不要な監視方式
※マネージド・サービス・プロバイダー:他のビジネスに複数のマネージド情報技術(IT)サービスを提供するプロバイダ)
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