世界中でコロナ感染拡大防止の取り組みが進められている昨今。
シンガポールでは特定の業種・職種以外は自宅勤務となっている。しかしながら、買い物や必要業務で一定数の人が外出が必要になるため、安全対策として、オフィスビルやショッピングモールでは入り口に人を配し、体温計測、記録を行なっているところが多い。しかし、毎日この体温チェックのために人を手配する手間と人件費は相当なものだろう。
その代替案としてシンガポールでも目にすることが多くなっているのが体温計測カメラ。
シンガポールを拠点にIoTの製品を展開するVariantzからも顔認証・体温計測レコーダーが発売された。
赤外線センサーとカメラで、利用者がレコーダーの前に立つと顔認証を行なうと同時に額の体温を計測してくれる仕組み。±0.3℃の精度で体温計測が可能なため、人に接触することなく、ウィルス感染の可能性を減らし、入場者を管理することができる。37.5℃など設定した閾値を超えた場合はアラームを鳴らし、通知してくれる。
AIのディープラーニングを利用した顔認証では2万人までの顔を登録できるようになっており、マスクをつけていたとしてもきちんと認識してくれる。デュアルレンズカメラで生体と写真や絵ともきちんと区別ができるようになっている。
また、スクリーニングした記録は10万回までクラウド上で保持できるようになっており、それを超えた分は上書きされるようになっている(常にデータを定期的にパソコン等に記録しておけば問題ない)。
5/7/10インチとスクリーンサイズにより3つのタイプがあり、WIFI対応。AC110 ~ 220; DC12V 2A対応。操作言語は英語、中国語、韓国語のほか日本語にも対応している。
コロナが収まったとしても、引き続き利用場面は多くなりそうな顔認証・体温計測レコーダー。体温チェック、入場者チェックのために複数人スタッフが出社しなければならないといった事態を防ぐために、この機会に導入を検討してみるのもいいかもしれない。
日本語でも操作可能で、日本にも輸出可。
ご興味のある方はお問合せを(日本語対応窓口): h-hara@singlepoint.com.sg
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