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デジタル消費者インテリジェンス企業、Brandwatchは2020年に注目すべき主要な消費者動向を見極めるため、世界中の8,000人の人々の調査結果とソーシャルデータに注目した。
そのレポート「2020年の消費者動向(APAC版)」によると、APAC(アジア太平洋地域)において"#blockchain"が今年銀行関連で最も使われたハッシュタグTOP5入り。
特に他の国に比べ、マレーシアの回答者が#blockchainを2020年に最も変革をもたらすものとして投票している可能性が高いようだ。
そのほか消費者向けテックにおいては最も目立つトレンドは携帯電話だが、それに続きAPAC地域で注目を集めているのはスマートホームと音声アシスタント。
#IoT (2万), #AI (1.1万), #BigData (5,100)、そして #SmartCity (4,800)を含む、それらのトピックに関連づけられた共通のハッシュタグで13万7,300もの投稿があった。
また、消費者向けテックに関しては、世界的に消費者は手頃さよりも質を重視する傾向があり、好きなテック製品にはお金をかける傾向があることを示唆している(詳細データはリンク先参照)。
調査結果では5Gが2020年に最も大きなインパクトを与える技術として世界的に認識されていることもわかった。
AI、自動運転カーに続き、再生可能エネルギーも注目すべき主要なトレンドとされている。
2019年が終わりに近づくにつれ、ほかの企業も2020年に何が起こるかの予測レポートをリリースしている。
アジアパートナーズは「アジアパートナーズ2019インターネットレポート:東南アジアの黄金時代」というタイトルの論説で、東南アジアのテック業界で今後注目すべき大きなトレンドのいくつかを提示(リンク先から英文レポートがダウンロード可能)。
同社によれば、2029年までには東南アジアから20以上のテックユニコーンが生まれ、少なくともその半数は今後10年間で新規株式公開(IPO)に進む。 これら勝者のうち70%は東南アジアをプラットフォームとし、30%はインドネシアをベースにするだろうとの見方だ。
また、同レポートの中でコンサルティング企業、Bain & Companyの「東南アジアの投資エコシステムは新たな成長段階に入っている。2024年までに、東南アジアから市場価値が10億を超える企業が少なくとも10社出る」という予測も紹介している。
本当に東南アジアの黄金時代がやってくるのか。
これからも目が離せない。
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