Horangiが東南アジアのサイバーセキュリティサービス強化に 2,000万USドルを調達


東南アジアの業界リーダーにソリューションを提供するサイバーセキュリティ企業、Horangi(シンガポール拠点)が、東南アジアのProvident Growthが主導するシリーズBラウンドで、2000万USドルの資金調達をしたことを発表。


Provident GrowthはインドネシアのGoJekやオンライン旅行代理店、Travelokaなどにも投資をしている未公開株式投資会社。他の参加者には、シンガポールのMonk's Hill Ventures、オーストラリアのベンチャーキャピタルファーム・Right Click Capital、東南アジアの有力ベンチャーデットファンド・Genesis Alternative Venturesが含まれ、Horangiの合計資金はこのラウンドでは、2017年11月のシリーズAラウンドを含め、2310万USドルに達する。


Palantirのサイバーセキュリティ専門家であったPaul HadjyとLee Sultが2016年に立ち上げて以来、Gojek、Ninja Van、Shopback、Tiket、Property Guruなど200以上の顧客にクラス最高のサイバーセキュリティソリューションを提供してきたHorangi。同社のクラウドセキュリティ製品— Warden —は、パブリッククラウドインフラを活用する組織がクラウド内での重大なセキュリティの脅威とコンプライアンス違反に晒されないように保護する。 WardenはAWS Marketplaceでも特集されており、HorangiはAmazon Web Services Partner Networkのセレクトティアパートナーでもある。


ペネトレーションテストやvCISOを含むHorangiのサービスは、規模にかかわらず、あらゆる組織が最も高度なサイバー脅威に対して優位に立てるようにする。また、最近、Horangiは東京海上保険シンガポール(TMiS)がアジア太平洋地域で初のサイバーセキュリティパートナーになったことを発表した。


Horangiはこの調達資金を東南アジア地域におけるサイバーセキュリティ企業として確固たる地位を強化する、事業拡張プランのサポートのために使用予定。

これにはクラウドセキュリティ製品であるWardenの強化、市場をリードするサイバーセキュリティの専門知識と洞察の統合、顧客が高度なサイバー脅威に対して優位に立てるようにするための人工知能と機械学習テクノロジーの導入などが含まれる。また、スタッフも倍増させ、需要が最も高いシンガポールとインドネシアでの存在感を大幅に拡大しさせる。


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