新型コロナウィルスの影響でフィリピンのデジタルバンキングが盛り上がっている。
Fintechnews.sgからの記事によると、フィリピンの”強化されたコミュニティ隔離(ECQ)”実装最初の3日間で、Rizal Commercial Banking Corp.(RCBC)はオンラインバンキングサービスの新規サインアップ259%増加を記録。
3月17日~3月19日の期間で一日平均1,116名の新規登録を記録しており、これはECQ施行前の同じ月に記録された平均一日431名登録というデータの2倍以上となる。
ルソン全土での隔離措置初日である3月17日には、最も多い1,155名新規登録という数字が記録された。
「この異常時でもクライアントはRCBCのオンラインおよびモバイルバンキングファシリティでRCBCのサービスにアクセスできます」とRCBCのLito Villanueva氏(エグゼクティブ バイスプレジデント兼チーフイノベーション兼インクルージョンオフィサー)は語った。
「お客様は、銀行口座のない受取人への現金送金機能など、InstaPayとPESONet経由で無料の資金振替を提供している我々のデジタルチャネルを使い、自宅から銀行取引ができます。」とVillanueva氏も補足した。
スマートフォンやタブレットを持っているRCBCカスタマー向けにモバイルアプリケーションのダウンロードも可能。
オンラインおよびモバイルのクライアントは、残高照会、送金、請求書の支払い、送金照会、ECQ期間中に不可欠なカードレスATMの引き出しを含む現金送金サービスなどを利用できる。
デジタルバンキングプラットフォームの使用は、COVID-19パンデミック封じ込めのため、1か月にわたるロックダウン中、現金のため込みを禁じる、フィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)、Benjaming Diokno総裁の一般大衆への要請とも一致する。
RCBCは、InstaPayおよびPESOnetを通じて無料の電子送金を提供した最初の銀行の1つだった。
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